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ハヤブサ消防団ドラマと原作の違いは?結末はどうなる?

ハヤブサ消防団ドラマと原作の違いは?結末はどうなる? お役立ち

今日は、『ハヤブサ消防団』のドラマと原作の違いを整理し、そこからドラマの結末がどうなるのかを予想していきます。

第7話で、連続放火犯が消防団の仲間である省吾だったことがわかり、太郎も消防団のイケおじたちも、そして視聴者にも衝撃だったのではないでしょうか?

原作小説とは物語の展開がだいぶ違ってきています。

原作者の池井戸潤さんも、「ドラマは原作と違う展開なので楽しめると思います」というふうにおっしゃっていました。

果たしてドラマ版の結末はどうなるのか?

あなたはどんな結末になると思いますか?

それでは、『ハヤブサ消防団』のドラマと原作の違いをふり返り、これまで分かった事実からドラマの結末を予想していきます。

 

ハヤブサ消防団ドラマと原作の違いは?

これまでのドラマ放送から、原作との違いを以下の4つに分けて解説していきます。

  • 原作では放火の犯人が消防団員じゃない?
  • 彩と太郎の恋の行方は?
  • ドラマと原作の登場人物の違いを整理
  • 原作での結末は違う?

放火犯が消防団員だったことや、恋愛要素が入っているところが原作小説と大きく違っています。

登場人物は名前や年齢の他、ドラマには登場するが原作にはいない人物などがみられます。

それでは、1つずつ詳しく説明していきますね。

 

原作では放火の犯人が消防団員じゃない?

ドラマでは、ハヤブサ消防団の仲間として、太郎が消化活動や居酒屋さんかくでの楽しい時間を過ごした徳田省吾が連続放火犯だったという衝撃の展開になっています。

長年団員仲間として過ごし、省吾をよく知る団員たちにとっても、とても信じられない事実でした。

「ハヤブサに戻ったら全てを話す」と言い残して、省吾は亡くなってしまいました。

原作では、地区の郵便局長の吉田夏生という人物が放火犯でした。

この人物はドラマでは登場していません。

消防団員の仲間が放火犯だったことで、「原作よりも重い」「犯人が消防団員なんてショック」という声がたくさん上がっていました。

 

彩と太郎の恋の行方は?

原作では、太郎は彩に気がありましたが、彩は太郎に恋心は抱いてない様子で、恋人のような場面はありませんでした。

ドラマでは、2人は一夜を共にし、一緒に家庭菜園の収穫をしたり太郎の家で一緒に過ごしたりしています。

第4話での2人の“サイレントキス”が素敵だと話題になっていました。

ドラマの結末でもどうなるのか気になりますね。

 

ドラマと原作の登場人物の違いを整理

ドラマと原作の登場人物の違いを整理してみます。

年齢や職業など細かい設定も含め、ドラマと原作で違っている登場人物はこちらの13人です。

  • 立木彩(たちきあや)
  • 野々山勝夫(ののやまかつお)
  • 宮原郁夫(みやはらいくお)
  • 徳田省吾(とくだしょうご)
  • 波川志津雄(なみかわしづお)
  • 村岡信蔵(むらおか しんぞう)
  • 江西佑空(えにし たすく)
  • 山原浩喜(やまはら ひろき)
  • 真鍋明光(まなべ あきみつ)
  • 野々山映子(ののやま えいこ)
  • 中山田洋(なかやまだ ひろし)
  • 山原展子(やまはら のぶこ)
  • 杉森登(すぎもりのぼる)

ちなみに下記の5人は、ドラマと原作でほぼ同じでした。

  • 三馬太郎(みまたろう)
  • 森野洋輔(もりのようすけ)
  • 山原賢作(やまはらけんさく)
  • 藤本勘介(ふじもとかんすけ)
  • 賀来 武彦(かく たけひこ)

 

立木彩(たちきあや)役/川口春奈

映像ディレクターで2年前に東京からハヤブサ地区に移住した28歳の女性。

名前や設定は同じですが、所属していた教団の名前が違っています。

ドラマではアビゲイル騎士団、原作ではオルビス・テラエ騎士団の信者でした。

 

野々山勝夫(ののやまかつお)

6年前に亡くなった太郎の父親で、ハヤブサ地区にある桜屋敷を太郎に残しました。

俳句や天体観測、写真などが趣味だったそうです。

ドラマではキャストは設定されていません。

原作では勝夫の遠縁である野々山久則・沢子夫妻も出てきますが、ドラマには出てきません。

 

宮原郁夫(みやはらいくお)役/橋本じゅん

ドラマではハヤブサ消防団分団長で、養鶏場を経営している60歳。

原作では同じく分団長で、がっしりした体格の工場勤務の50代です。

この辺は、演者の橋本じゅんさんに合わせたのかもしれませんね。

 

徳田省吾(とくだしょうご)役/岡部たかし

ドラマでは消防団班長で、呉服店「一徳堂」の二代目店主の50歳。

骨董品を紹介するExTuberでもあります。

亡くなった後に予約投稿で流れてきたExTubeの動画が意味深で怖かったです。

原作では、洋品店一徳堂を営む20代の設定です。

 

波川志津雄(なみかわしづお)役/大和田獏

太郎がハヤブサ地区にきてから初めての火事があった家です。

ドラマ1話で、桜屋敷を探す太郎を案内してくれた優しいおじさんでした。

隋明寺に300万円も寄進しているのに、住職も真鍋も名前を聞いたときに「波川、さん?」と間があったのが謎でした。

原作では、江島波夫となっています。

 

村岡信蔵(むらおか しんぞう)役/金田明夫

ハヤブサ地区含む、八百万町の町長で65歳。

原作では信岡信蔵となっていて、教団の聖母/山原展子の腹違いの兄です。

ハヤブサ地区で山原の性で生まれますが、悪名高い金貸しの父が早くに亡くなり、母方の性になったと書かれています。

ドラマでツチノコアドベンチャーのときに、真鍋と親しく話していたので教団との関わりが気になりますが、信者とかではなさそうです。

 

江西佑空(えにし たすく)役/麿赤兒

他の地でサラリーマンをしていたが、30年前にハヤブサ地区の隋明寺の住職になったことはドラマの中で語られていますが、そのほかのくわしい素性は説明されていません。

放火犯の捜査などで太郎に協力的ですが、原作によると教団の聖母/山原展子の義理弟ですので、教団とのつながりが疑われます。

 

山原浩喜(やまはら ひろき)役/一ノ瀬ワタル

札つきのワルだったけど、江西和尚が面倒を見て更生した青年です。

家庭菜園を始める太郎に野菜や肥料を分けてくれて、「ハヤブサが気に入った」という太郎にはにかんだ笑顔を見せる。

太郎も言ってたけど悪人には見えないです。

波川志津雄の自宅が火事になったあとに行方不明になった後、滝壺で亡くなっているのを発見されました。

連続放火犯として噂が広まりますが、後で、放火現場をみられた徳田省吾と真鍋に口封じされたことがわかります。

原作では山原 浩信(やまはら ひろのぶ)という名前です。

 

真鍋明光(まなべ あきみつ)役/古川雄大

太陽光発電の会社ルミナスソーラーの営業で35歳。

ハヤブサ地区の住人に上手く取り入り、土地を買収しています。

原作での会社の名前はタウンソーラーで、買収した土地はソーラーパネルの設置ではなく、教団の聖地として施設を建てる計画でした。

 

野々山映子(ののやま えいこ)役/村岡希美

ドラマでは白髪の老婆として何度も登場するのですが、原作には出てこないです。

家の神棚に山原展子の写真を飾り、展子の墓掃除もしています。

信者たちに慕われているようなシーンが何度も描かれていて、ドラマの結末へのキーパーソンになると予想しています。

 

中山田洋(なかやまだ ひろし)役/山本耕史

「小説れもん」で太郎の編集担当の40歳。

打ち合わせと称して太郎を訪ね、趣味のゴルフと釣り三昧なんですが、彩の過去を調べて教えてくれたり、意図せず犯人の手がかりのヒントをくれたりするんですよね。

太郎にとっては、信用できる存在だと思います。

ドラマと原作で名前や設定は同じですが、ドラマの方がより面白く明るい人物に描かれているように思います。

山本耕史さんの演技がそう感じさせているのかもしれません。

わが道を突きすすむ中山田さんに、太郎がぼそっと突っ込むのが面白いですね。

 

山原展子(やまはら のぶこ)役/小林涼子

太郎の実家のアルバム写真に写っていた謎の女性。

勘介の祖母によると、男に捨てられて川に身を投げた山原倫子に似ているということで、娘の山原展子と推測。

展子は教団の聖母的な存在で、信者に崇拝されています。

原作では、現町長の信岡信蔵の腹違いの妹で、金貸しの父の死後、江西家に養子に出されていることがわかります。

江西佑空(住職)の義理姉です。

江西家の家業が廃業し一家離散するも、税理士として働き、弟佑空を大学にまで行かせます。

しかし今度は会社が倒産し、心疲れた展子は旅に出る。

イスラエルを旅しているときに教団の教祖高斎道春に出会い、その後入信し幹部になるものの、29歳のときに病気で亡くなっています。

 

杉森登(すぎもりのぼる)役/浜田信也

ドラマでは、アビゲイル騎士団の弁護士で、現教団『聖母アビゲイル教団』を率いていることまでわかりました。

原作では、前身のアビゲイル騎士団教祖であった高斎道春の弟とあります。

 

教団について

原作では凄惨な事件を起こした教団は『オルビス・テラエ騎士団』という名前ですが、ドラマでは、アビゲイル騎士団という名前になっています。

数年前の凄惨な事件で幹部が逮捕され、アビゲイル騎士団は解体されたかと思われましたが、後継団体『聖母アビゲイル教団』として、教祖の弟の杉森登が立て直しています。

 

原作での結末は違う?

オルビス・テラエ騎士団の後継団体「オルビス十字軍」が、ハヤブサ地区を聖地にするために、太陽光発電の普及のためだと偽って土地を買収していました。

オルビス十字軍は山原展子を聖母として掲げていたため、展子の出生地であるハヤブサ地区の土地がどうしても欲しかったのです。

売り渋る家に放火し、財産を失って困っているところにつけ込んで土地を売らせていました。

立木彩は教団の信者としてハヤブサ地区に来ましたが、地区の人達の優しさに触れ、大切に思うようになります。

家に放火したり、口封じのために住民の命を奪う教団のやり方に耐えられなくなり、太郎や消防団側につきます。

最後は、警察と消防団の手によって、真鍋や教団の幹部たちは逮捕されました。

 

ハヤブサ消防団ドラマの結末はどうなる?

これまでのドラマ放送を見て生じた疑問や謎をひも解いていきながら、ドラマの結末を予想してみます。

  • 徳田省吾はなぜ信者になったのか?
  • 白髪の老婆野々山映子は何者なのか?
  • 太郎のお父さんと山原展子の関係は?
  • 江西佑空は教団側なのかハヤブサ側なのか?
  • 立木彩は教団側なのかハヤブサ側なのか?
  • ハヤブサ消防団のドラマの終わりかたは?

 

徳田省吾はなぜ信者になったのか?

連続放火犯だった省吾は、東京のレストランでみんなに問い詰められたときに、こんなことを言っていました。

「IT革命の波に乗ってのしあがろうと東京に出たが、夢破れてハヤブサに戻った。このまま田舎で人生を終えるなんて、俺の人生はこんなもんじゃない。」

ハヤブサで呉服店の2代目として消防団員として、それなりに楽しい日々を送りながらも、心は悶々としていたのでしょうか?

そんな省吾の心にすっと入り込んできた真鍋に、教団に誘われたのかもしれません。

放火の指示をしたのは真鍋だと思いますが、省吾は正当な任務を遂行するかのごとく、何件もの家に火を放ったことに対して罪悪感を抱いてもいない様子でした。

ハヤブサが教団の聖地になった暁には、幹部として活躍する未来を思い描いていたのかもしれません。

 

白髪の老婆野々山映子は何者なのか?

家に山原展子の写真やロレーヌの十字架があることから、アビゲイルの信者であることは確かです。

ただ何度も登場すること、信者たちに付き添われているシーンが出てくることから、信者の中でも特別な存在なのではないかと考えます。

3話で子守唄を歌いながら山を歩いているシーンがあり、川に身を投げる回想が続きました。

これを見て、野々山映子が山原展子の母親の山原倫子なのではないかと考えました。

川に身を投げたが、一命を取り止めたのではないかと。

ひどい怪我をして記憶喪失になり、誰かの助けを得て野々山映子と名乗り、山で暮らしているのではないかと思ったのです。

太郎のお父さんは野々山勝夫。

助けたのはお父さんなのかもしれません。

彩や信者たちは、映子が聖母/山原展子の母だと知っていて、映子に寄り添っているのでは?と思うのです。

 

太郎のお父さんと山原展子の関係は?

太郎のお父さんの実家に山原展子の写真があったのはなぜなのか?

写真は30年前くらいのものと推測されています。

写真が趣味だった太郎のお父さんは30年前にハヤブサで山原展子と出会い、ポートレートを撮った。

30年前は江西和尚が地区のお寺の住職になったのと同じ時期です。

義理弟の江西佑空が住職に就いたのを祝いに、展子がハヤブサに来ていたとしてもおかしくないと考えます。

 

江西佑空は教団側なのかハヤブサ側なのか?

住職はハヤブサ側だと思います。

なぜかというと、放火されたのは随明寺へ多額の寄進をしていた家で、土地を売らせて困りごとの相談に乗って信者にさせ、寺から離檀させるのが教団のやり方だからです。

檀家を辞めさせ、住民同士のつながりを絶ち、地域の共同体を弱める。

住職が教団側なら、こういうやり方はしないのではないかと思うのです。

しかし、聖母/山原展子の義弟ですから、教団に誘われたことはあったと思います。

 

立木彩は教団側なのかハヤブサ側なのか?

彩は教団側ですが、心はハヤブサと共にあると思います。

太郎に話したように、過去に信者であったことは確かです。

凄惨な事件の後にアビゲイル騎士団を抜けたけれど、教団の教えや信者たちの優しさやつながりは彩にとって大切で捨てられないもの。

ハヤブサに来たのは、アビゲイルの後継団体聖母アビゲイル教団の聖地を作る使命をもってのはずです。

しかし、ハヤブサの人達と人間関係ができ、太郎と出会って恋におち、心は揺らいでいるように見えました。

自分の使命を果たすためとはいえ、ハヤブサの大切な人たちに被害が及ぶのは違う。

また、初めて認められ受け入れられた作品が教団のPR動画でした。

教団の外でも自分の作品が受け入れてもらえるか不安で、抜けきれないでいたのかな、とも思いました。

 

ハヤブサ消防団のドラマの終わりかたは?

土地を買収するために放火したり、口封じのために住民の命を奪ったりしているのですから、杉森や真鍋、教団の実行犯は法の裁きを受けることになるはずです。

原作では太郎が彩をかばって大怪我をするのですが、ドラマでは彩が太郎をかばうのかも。

教団から抜ける決断をし、そのきっかけをくれた太郎を身をもって守ることで、これまでの人生に区切りをつけ、新たな人生を切り開いていくのではないでしょうか?

教団幹部や実行犯は逮捕されるけれど、一部の信者たちはハヤブサに残るかもしれません。

大事な仲間や住民を失ったことで、すっかり元通りとはいかないと思います。

しかし相変わらず郁夫と賢作は仲良く喧嘩して洋輔が仲裁したり、勘助は空気が読めないであきれられたり・・・。

ハヤブサ消防団はこれからも、わちゃわちゃしながらハヤブサ地区を守っていくに違いありません。

平和で平凡な毎日が続いていくような終わりかたをするのではないでしょうか?

 

まとめ

ということで、『ハヤブサ消防団』のドラマと原作の違いをふり返った上で、ドラマの結末がどうなるかを予想してみました。

原作と違い、より重い展開に衝撃を受けましたが、最後はゆかいなイケおじ消防団で締めてほしいという私の希望を入れてみました。

アビゲイルのような教団に、地域ごと乗っ取られる。

自分には関係ないようでいて、実は気づいてないだけで意外と身近なところに潜んでいるのかもしれないなと怖さも感じました。

実際のドラマの結末がどうなるはわかりませんが、『ハヤブサ消防団』最終章を楽しみたいと思います。

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