「Amazon FBA に納品した商品が知らないうちに破損してて、Amazonから補填もされてない・・・損してたーー!!」
なんてことにならないように、定期的にチェック!すべきところを解説しています。
しっかり利益を残していくために、アマゾンの仕組みを理解して、適切に対応していきましょう。
私は、Amazonにて中古品を販売しています。
仕入れた商品は、FBA倉庫に納品して、お客様への発送などはAmazonにおまかせしています。
FBA(フルフィルメント by アマゾン)とは、注文受注・商品の発送・カスタマーサービスを出品者の代わりにやってくれる、出品者向けのサービスです。
そんな便利なFBAのサービスですが、
FBA倉庫内や、輸送中の商品の破損や紛失などが起きていないか、出品者が定期的にチェックしておかないと、損してしまうかもしれません。
FBAに保管されている商品の状態は、Amazonセラーセントラル(出品者用の管理画面)からいつでもチェックできます。
しらないうちにソンしないように、定期的にチェックすべきところを3つ説明するけね〜〜
ここをチェックしとけば大丈夫よ〜
目次
Amazon FBA倉庫では、商品の破損や紛失が起きている!
アマゾンのFBA倉庫は日本各地にあって、延べ床面積は合計で125万平方メートル(!)もあるんだそうです。
中でも大きい倉庫は、小田原市にある20万平方メートル(6万坪)の倉庫。
20マンヘイほーメートル?
計算したら、20万平方メートルは、東京ドーム4個分くらいでした。
そんな広い倉庫で、膨大な量の商品を管理しているのですから、商品を紛失したり、うっかり破損したりすることもあるでしょう。
FBA倉庫は、「Amazon Robotics」(ロボットが棚ごと持ち上げて移動するシステム)が導入されていたりして、かなりハイテク。
でも、商品受領や出荷の一連の作業で、人が関わる部分も大きいですからね。
商品を紛失したり、うっかり破損したら、相当額を補填してくれています。
しかし・・・
まれに補填されていないこともあるかも?!なので・・・
定期的にチェックしておきましょう。
え〜〜!! ソンするの〜〜?!
↑Amazon物販をはじめてしばらくしてから、補填されてないこともあるって知ったときの私のセリフ。
せっかく利益が出る商品を仕入れたのに、その商品を探し求めていたお客様の元にたどりつく前に、倉庫や輸送中におだぶつになってしまうなんて・・・
そして、仕入れた金額や、その他経費が丸ごと赤字になるにゃんて・・・
そんなやりきれないことにならないように、定期的にチェックすべきところを説明しますね♪
Amazon FBA からの補填のメール
アマゾンFBA倉庫では、広大な敷地で膨大な量の商品を取りあつかっているので、中には破損したり、紛失したりすることもあるよ〜というお話をしました。
ところで、Amazon物販をしていると、時々こんなメールがきます。
「FBA補てんに関する通知」
「私の出品してる商品に対して補てんを開始した。」
つまり、
「FBA倉庫内や輸送中で商品が破損したとか、紛失したなど問題がありました。
Amazonが損失分を補填しますね。」
ということです。
メールには、どの商品に問題が起きたのか、いくら補てんしてくれるのかなどは、くわしく書かれていないです。
最初、意味がわからなくて。
このメール、スルーしてました・・・
スルーせんで〜
くわしくは、セラーセントラルから見るとわかるんよ
上記のような「FBA補てんに関する通知」のメールがきたときはもちろん、
メールが来なくても、半年に1回くらいは、以下に説明する3か所をチェックしておくと安心ですよ。
Amazon FBAで商品が破損・紛失してない?ちゃんと補填されてる? 〜チェックすべきところ3か所〜
セラーセントラル(出品者用の管理画面)では、
在庫・売上・返品・返金など、販売に関する数字のデータがいつでも閲覧・ダウンロードできるようになっています。
セラーセントラルのメニュー「レポート」からアクセスします。
FBA 補填されてる? チェックするところ① 返金レポート
「返金レポート」は、Amazon側の過失で、出品者の商品に問題が生じたときに相当額を補てんした時に作成されます。
先ほどのような「FBA補てんに関する通知」を受け取ったときはここをチェックします。
セラーセントラルのメニューを以下のように開いてください。
レポート一覧(画面左側)から「返金レポート」をクリック
すると詳細画面が開きます。
日付が新しい順に、上から返金された商品が見れます。
これは、そのままの意味ですが、「FBA倉庫にて破損しました」ってことです。
ちなみにこの商品に、¥36,164の補填がされていました。
この商品は、¥30,000で仕入れたものなので、赤字にはなっていません。
補てんの金額は、アマゾンが独自の計算方法で算出しているとのことです。
私は今まで、補填で赤字になったことはありません。
「破損せずに無事に売れた方が利益が大きかったのにな〜」
はよくありますが。
他にも「購入者からの返品」という理由のもあります。
購入者からの返品なのに、アマゾンが補てんしてくれているってことは、お届け中に壊れたとかそういう理由です。
「購入者からの返品」の場合は、注文番号が表示されます。
クリックすると、注文の詳細が見れます。
返品の理由は、「返品レポート」をチェックします。
名前がにてるねぇ〜
そうなんよ。私は最初、見分けがついてなかったよ・・・
返金レポート・・・アマゾンの責任で破損などの理由で、出品者に対して補填(返金)されたもののレポート
返品レポート・・・お客さんから返品された商品についてのレポート
FBA 補填されてる? チェックするところ② 返品レポート
「返品レポート」は、購入された商品が返品されたときに、作成されるレポートです。
先ほどの「返金レポート」に、「購入者からの返品」と記載があるものは、こちらを見ると返品理由がわかります。
セラーセントラルのメニューから以下のように開く。
一覧(画面左側)から「返品レポート」をクリック
返品レポートの画面で、期間を選択して「作成」をクリック。
返品された商品が、日付の新しい順に並んでいます。
「返金レポート」に「購入者からの返品」となっていた商品をこちらで見ると、
「輸送箱と商品に損傷がある」とありました。
つまり、
「注文された商品を配送したけど、配送中に破損していた。
配送中の破損は、アマゾンの責任なので相当額を補填しました。」
ということです。
こんな記載のもありました。笑
「拒絶されました」って^^;
「こんな壊れたやついらねーよ」
みたいな声が聞こえてきそうな理由・・・
FBA 補填されてる? チェックするところ③ 在庫元帳
先ほどの「返金レポート」には、Amazonの責任下で破損した場合などに、レポートが作成されています。
そのほかに、FBAの倉庫内で商品が紛失することが時々あります。
商品の紛失など、在庫の増減をチェックするには、「在庫元帳」を見ます。
(以前は、「在庫調整レポート」というレポートがありましたが、
現在は、「在庫調整レポート」含む6つのレポートが統合され、「在庫元帳」になってます。)
同じくセラーセントラルのメニューから以下のように開く。
レポート一覧(画面左側)から「在庫元帳」をクリック。
「在庫元帳」の画面を開いて、オンラインで閲覧タブの、
「詳細表示」を選んで、イベントタイプは「調整」を選択。
期間を選択して、「作成」
”理由グループ” は、全部チェック入れたまま。
日付が新しい順に、在庫に増減があった商品が表示されています。
「在庫商品の状態の変更 −1」と「在庫商品の状態の変更 1」がセットであれば、
「一時的に紛失した?けど、見つかりました。」ってことなので、大丈夫です。
「発見された在庫商品」って書いてあるのもありました。
FBA倉庫で破損したとき
「在庫商品の状態の変更 −1」というレポートがあって、「在庫商品の状態の変更 1」というレポートがなければ、紛失したままということになります。
また、「破損 −1」となっているのに、「返金レポート」が作成されていなかったら、補填されていないということになります。
「 −1」から1週間以上たっている場合は、テクニカルサポートに問い合わせをした方がいいかもです。
問い合わせしないとそのまんま、補てんもされないかも〜?
もしくは、+1までに時間がかかるかも!
ちなみに、レポートに反映されるまでには、数日かかるそうです。
私の失敗談
私の失敗談になりますが、私は最初「在庫元帳」(以前は在庫調整レポート)を見ていませんでした。
知らなかったので。
しまった〜〜!こんなんがあったんか〜!
ある時このレポートの存在を知り、開いてみたところ、ある商品が、
「発見された在庫商品 1」ってなっていました。
商品名を見ると、半年以上前に仕入れた商品でした。
「在庫商品の状態の変更 −1」のレポートを探しましたが、見つからず・・・
いつ紛失されたのかわからないのですが、もしかしたら数ヶ月の間販売できない状態だったのかも?しれません。
レポートを見たときには、すでに売れてしまっていたので、「もういいや」と思い、それ以上追求しませんでした。
紛失した状態だと、商品ページに表示されないわけですから、販売機会の損失になりますよね。
ときどき、チェックしとかな〜! そ・ん・し・つ〜〜!?
ちなみに、
FBA保管料については、30日以上紛失した状態になると、保管料は払い戻しされるそうです。
Amazonに問い合わせする方法
在庫が紛失したままだったり、不明な点がある場合は、Amazonに問い合わせしてみましょう。
Amazonセラーセントラル画面右上の「ヘルプ」から。
スクロールして、「さらにサポート」のところから、
「Amazon出品サービス」を選択すると、
「問題を説明してください」となるので、「紛失したFBA商品の調査」などと入力します。
そうすると、「紛失した商品を調査する」となりました。
「FNSKU を入力する」とあります。
FNSKUってなん〜〜?
FNSKUとは、アマゾン倉庫で商品を管理するためにアマゾンが付与した記号です。
さっきの「在庫元帳」にも記載されてるし、「全在庫の管理」画面からでもわかるよ〜〜
セラセントラルのメニューの「在庫」→「全在庫の管理」
FNSKUを入力して、「次へ」に進んで、調査を依頼してください。
FBAで破損・紛失した商品がちゃんと補填されているか時々チェックする
「FBA補てんに関する通知」メールがきたときはもちろんですが、
Amazon FBAを利用している方は、倉庫の中で商品が無くなったり壊れたりしていないか、数ヶ月かに一回程度、確認した方がいいですね。
そして破損しているなら、商品に見合った額が補填されているか目を光らせておいてください。
知らないうちに損してた!なんてことにならないように・・・
- 「返金レポート」
- 「返品レポート」
- 「在庫元帳」
少なくとも半年に一回くらいはチェックしておきたい。
あまり時間が経つと、表示されなくなるようです。
(「在庫元帳」は、一年半前くらいまでさかのぼれました。)
「FBA補てんに関する通知」などのメールが届いていないときは、
③「在庫元帳」から見るといいと思います。
せっかく吟味して仕入れた大切な商品には、しっかり利益出してもらいたいですよね♪
読んでくださりありがとうございます。
商品の管理や発送はアマゾンにおまかせだけど、時々チェックして損しないように☆
しっかり利益のこしていきましょ〜〜♪
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